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オレ流学習フレームワーク

はじめに

今記事では、大学生の私が独学でコンピュータサイエンスを学習する際に使用している独自の学習フレームワークを紹介していきます。
あくまで持論なので、すべての人に最適であるとは限りません。
これから紹介するのは、いかに楽して知識を得られるかを念頭に置いたフレームワークです。
ここで言う"楽"というのは、無駄な体力を使わないという意味です。
他にこんな学習の仕方してるよ〜というのがあれば、コメントして頂けると幸いです!

主な学習フレームワーク

発信ドリブン型学習

ブログ等で発信したり、人に教えることを前提としたインプットを行います。
インプットしながらどうアウトプットするかを同時に考えることで、高速な理解が可能になります。
なぜ高速な理解が可能になるのでしょうか?
理解とは、脳の棚に整理された形で分けられている状態だと私は考えています。
人に伝えるためには、内容を整理しないといけません。
インプット中に棚に振り分けていくことで、インプット終了後には既に"理解した"という状態になっているという考え方です。
これを習得すると、書籍を読んでいる時に文章が構造的に見えてくるようになります。

遅延評価型学習

これは有名な遅延評価勉強法のことで、その知識が必要になった時に初めて勉強する方法です。
遅延評価とは、元々はプログラミング手法の一つで、必要になるまで値の評価をしないという意味の言葉です。
"必要は発明の母"という言葉がある通り必要性を感じた時の吸収力はかなり高いため、必要度に比例して吸収力も上昇します。
「直近で必要ではないけど、今学習しておきたいことだってあるぞ!」
そう思う方も少なくないと思います。
実際私も、ネットワークの仕組みやミドルウェアの特性等、学生生活で必要になることがほとんどない学習をしています。
別に必要になるのを待つ必要は無いのです。
必要を作り出せばいいのです。
先日私は、ネットワークの仕組みやミドルウェアの特性を理解しないと勝てない大会に出場することを決め、必要を作り出しました。
その時のレポート↓
CyberAgentのアドテクチャレンジで正確なDMPを作る - 爆速でGo!

このように、遅延評価型学習では必要をコントロールしていくことがキーとなってくると考えています。

フレームワークをどう組み合わせるか

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爆発的な吸収力を生む遅延評価型でインプットするところから始めます。
しかし遅延評価型でバラバラに集めた情報はTipsにはなるのですが、知識にはならないと思います。
知識にするためには、ある程度網羅的なインプットが必要です。
そこで発信ドリブン型を使います。
網羅的なインプットというと、分厚い書籍を1ページ目から最後まで順に読むという印象がありますが、これは中々体力を使いますね💦
これでは冒頭で述べた"楽して"という言葉に反します。
ここで私は、独自の読書フレームワークであるgoto文型リーディングを使います。

goto文型リーディング

goto文とはプログラミングの制御構造の一つで、指定された場所に処理をジャンプさせるための文です。
このフレームワークは、各章が独立しておらず順に読まないと意味が分からないタイプの書籍に有効です。
手順は以下の通りです。

  • 目次を見て、この書籍ではどんな内容に触れているかにしっかり目を通す。これは毎回読む前に行う

  • 一番興味ある部分から読む

  • 興味が無くなるまで以下を繰り返す

    • 意味が分からないワードや表現が出てくる

    • 目次が頭に入っていれば、その書籍のどこかで説明されていることが分かる

    • 該当箇所にジャンプする

書籍によりますが、これで大半は読むことが出来ます。
大半を読めばその書籍の内容に関してはかなり理解度があるため、残りの部分は小見出しに魅力がなくても興味が湧くことが多いです。
それでも興味がない部分は無理に読む必要ないと思います。
そっと本棚にしまいましょう。

モチベーション・マネジメント

上記を読んで正直面倒くさいと思った方もいると思います。
私も同感で、上記を完遂するためには一定のモチベーションが必要です。
上記を行うためにはモチベーション・マネジメントを常に行う必要があります。
私は、学習をしていく上でこれが一番重要だと思います。
夢や目標が遠すぎると挫折しがちですよね、、
私は、ちょっと頑張れば届く中期目標向かって進んでいる時が一番モチベーションを高く保つことが出来ます。
この中期目標の距離がどのくらい近いと良いのかは人によって違うと思います。
中期目標を最適な場所に置き続けることが大事だと思います。
これはスキルだと思っています。
環境が変化し続ける中で、常に適切な場所に中期目標を置けるスキルがある人の成長は止まらないと思います。

まとめ

最後まで読んで頂きありがとうございます。
冒頭でも申し上げましたが、あくまで自分の中でしっくりきているフレームワークなので、理解し難い部分があると思います。
学習の質をもっとあげていきたいと思っているので、他に実践されているものがあれば、教えて頂けますと幸いです!